イギリスを中心に活動するアーティストAlex Chinneckによるインスタレーション作品です。
これまでも壁がずり落ちた家や溶けた家など、廃墟を丸ごと作り変えるようなインスタレーション作品を手がけてきたChinneck氏ですが、最新の作品はイギリスの自動車メーカーボクスホールとのコラボレーション作品です。
空に向かってめくれ上がった道路を走る「ボクスホール コルサ」が180度逆さまの状態でぶら下がっています。
「Pick yourself up and pull yourself together(立ち上がれ、元気出せ!)」という超ボジティブなタイトルの作品ですが、そこからどんな意味を感じとるのか?
もちろん明確な答えがあるものではありませんが、そういう”問題提起”こそがアート作品を鑑賞する醍醐味。
“問題解決”を目的とするデザインに直接参考にできる部分は少ないかもしれませんがん、物事をいろいろな観点から見つめ直すことはデザインを行ううえで大切な技術。
視点を広げたり、増やしたりするためにも、世界中の様々なアート作品に触れることはよい刺激になりますね。
[ via Vauxhall Motors Installation by Alex Chinneck – Fubiz™ ]
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